うずらの卵
やっと原稿用紙の前に座ることができた。1,000字くらい書けてほっとしている。このほんの少しの字数を立ち上げるのにかかる労力がすごいので、サラッと入れるようになりたい。
作家の村田喜代子氏が以前新聞で、”短編を書くのは小さなうずらの卵を産むようなもの”といっていて、なるほど、と思った。食べる方から見たらほんの少しの量だけれど、
産む方にとっては結構大仕事なのではないか。それとも、うずらや鶏たちは、卵を産むなんて毎日のことだから、それこそ息を吐くように産めるのだろうか。排泄をするよりは苦しみがあって欲しいと期待してしまうのは、なんと傲慢なことだろう。村田喜代子作品も読んでみたいな。
写真は4が作ってくれたアート。彼女こそ毎日呼吸するように絵を描き、ずっと何かを作っていて、もっとも尊敬するアーティストの一人。今、書いていて気づいたけど、壁のシールを反対に貼ってしまったかも(虹が逆)。レインボーの蹄鉄と解釈したということで、許してもらおう。