読むのも書くのも暇な人

考えていることや読んだものについて書いていきます。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

43歳

あと10分もしないうちに43歳になる。 先週、足に怪我をしてしまって、1週間外に出ていない。 落ち込むかなと思ったが意外と平気だ。 山本直樹の『ありがとう』を読んだら、 『逆噴射家族』が観たくなり、ネットで知った”『ブレイキング・バッド』の製作者が …

知らない人を殺す夢

「知らない女性を殺してしまった」と悩む夢を見た。 夢の中ではなぜか誰にも知られていなくて、 自首しようか、このままお墓までもっていこうか迷って 「もうどうでもいいや」とゴロゴロしたところで目が覚めた。 インターネットで調べてみると、 「知らない…

鬼が止まらない

鬼について考えることが止まらない。 前回書いた「鬼の嫌なところ」だけど、 誰しもこういう面の濃淡はあるし、 仕事では出さないけど近い人に出してしまったり、 弱っていたり体調が悪かったりするとそうなったり、はある。 だれもが鬼を隠し持っていると思…

鬼の研究

近くにいる鬼の、なにが自分にとって嫌なのか考えてみた。 機嫌で周囲をコントロールしようとする 温度や環境、社会システム、自分の体調、他人の気に障る部分、やらないといけないことなどあらゆることに対しての文句を垂れ流す。 突然怒鳴ったり、ねちねち…

人のせいにする鬼

鬼たちにされて嫌だったことをつらつら思い出している。 みな、判で押したように「人のせいにする人」だった。 やりたいことがあっても、自分で行動を起こすことはせず 「あなたが誘ったからやった」「あなたがすすめたから受け入れた」と なぜかわたしに責…

鬼の首を増やさない生き方

これからの人生、天敵や鬼を引き寄せないよう、遠くにいる友人と作戦会議をした。 友人が「鬼と二人きりにならないようにする」と言っていて、確かに、と思う。 友人も鬼にピンポイントで狙われやすいので、苦労が多い。 「これからは、変だな、と思ったらす…

天敵の数は勲章の数

ここ一年くらい抱えていた人間関係の悩みを思い切って友達に話す。 話しながら、「ああ、これもやっぱりいつものパターンだ」と気づく。 なぜこうも毎回毎回飽きもせずに同じことをくりかえしているのか。 我ながらすごいな、と呆れを通り越して笑えてくる。…

アリ・スミスの『秋』を読んだ。 www.shinchosha.co.jp アリ・スミスの本はいつも最初は「?」となるのだけれど、 じりじりじわじわ引き込まれていく。 この本も、とても変わった恋の話だ。 主人公の女性は、とてもとても歳の離れた元隣人で今寝たきりの老人…

黄色い壁紙

病短編小説集を読んでいる。 www.heibonsha.co.jp まだ途中なんだけど、シャーロット・パーキンス・ギルマンの『黄色い壁紙』の迫力がすごい。1892年出版の、産後うつになった女性がおかしくなっていく話なんだけど、わたしには夫や周りの家族がおかしいよう…

募金

能登半島地震、被害の大きさに毎日驚き、胸が痛い。 お正月からこんなにつらいことが起きるなんて。 すぐに力になれればと思い、 すでに被災地に入っているボランティア団体に 家族4人で募金する。 一人でも早く、多くの人が助かりますように。 ngo-kyodo.o…

混ぜない

ある人がわたしのことを思いやってくれていたことを人づてに聞く。 本当の気持ちを押し隠すと、よく気づくやさしい人を心配させてしまうんだよな。 正直に生きることは誠実に生きることなんだと思う。 今年の目標は問題を混ぜないこと。 好きなことに嫌いな…

残酷な神が支配する

shogakukan-comic.jp 『残酷な神が支配する』(萩尾望都)やっと読めた。 作中、クリスマスから年明けにかけて重要な事件が起きるので、 年末年始に読むのにふさわしかった。 あまりにも苦しく、切ない物語で、 若い頃に手にとったとしても受け入れられなか…

心にとまった記事

・新聞で知った劇作家の鄭義信氏。この方の書くエッセイが好きだ。 その時々で見上げる空のことがよく文章に入っている。 立っていても座っていても山にいても街にいても 風景丸ごと目に入ってくるようで、いつもすごいなと思う。 www.nikkei.com ・作家の町…

あけましておめでとうございます

ずいぶんほったらかしてしまったこのブログですが、定期的に訪ねてくださる方がいてありがたくも申し訳ない気分。なにもお出しするものがなくてすみません。 こんな過疎地に来てくれる方がいるんだ、もの好きだな、と思う。わたしにも、勝手にネット上で知っ…