少しずつ
5に控えて欲しいことがあったので、カウンセリングや通信で習った方法を使って伝えてみた。「こういう風に困っているから、それは止めてもらえると嬉しいな」。落ち着いて、相手を非難するのではなく、自分の感情を伝える。すると、いつもならケンカになるようなことだったのに「わかったごめん」と聞いてもらえた。
もう少し話してみると、5も良かれと思ってずっとやっていたことだったらしい。過去の私は「それくらいやってよ!」と怒っていたらしいが(覚えてない! 申し訳ない)、今の私はやってもらわなくても大丈夫なくらい成長したんだなとうれしくなった。
そして、幼い頃から母にも父にも気持ちや考えを聞いてもらえなかったことを思い出した。勝手になんでも決められて、怒られるから従うけれど、我慢の限界に達して泣いたり怒ったりしてしまう。それをからかわれるのも苦痛だった。また、両親はコミュニケーション=怒鳴りあいだったので、「怒りを表出しないと相手に意見を聞いてもらえない」と思い込んでいた。
普通のトーンで話しても聞いてもらえる。それって本当に大事なことなんだな。今まで突然怒鳴ったり、理詰めで追い詰めたり、こっちから出せるいい条件がないと受け入れてもらえないと思い込んでいたり。。。相手にも自分にも悪いことしたなと思う。少しずつ、積み上げていきたい。