読むのも書くのも暇な人

考えていることや読んだものについて書いていきます。

涙目

 公募に落ちた小説のどこが悪かったかを知りたくて、添削講座に申し込んでいた。それが、ついに返ってきた。

 

 自分でもなんとなく「これがダメだったんだろうな」と思っていたことが、的確に指摘されていて「ごもっともです」としか言えず。さらに、意識せずに書いていたことがマイナスな効果を生み出していることをいやというほど知らされた。一文字一文字、無駄にしてはいけないのだ。ぐうの音も出ないとはまさにこのことで、涙目である。

 

 でも、本当のことを言ってもらえた方がいい。以前通っていた別の創作講座は、「褒めて伸ばす」を公言していて、セオリー通り書いてさえいれば誰でも絶賛。量を書くのが大切だからそれも一つの方法かもしれないけれど、自分には合わないような気がしていた。

 

 今回、しっかり見てもらえてショックだったけれど目は覚めた。今まで、霧の中をやみくもに歩いていたのが、「あれが登るべき山だよ」と教えられた感じ。でも、わたしの装備が足りなすぎて、登山口までもなかなかたどり着けない。

 

 落ち着いて読み直して、改善すべき点を箇条書きする。それを横に置いて、今月の公募も書き始めようと思う。10年後にはデビューできてるといいな。できるかな。