読むのも書くのも暇な人

考えていることや読んだものについて書いていきます。

日記の効用

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 2020年の春から1年くらい、GoogleKeepで日記をつけていた。コロナで溜まったストレス、その前から抱えてた不満などドロドロを思い切り実名入りでぶちまけているので、これを処理する前にうっかり死ねない。他人にどう思われようといいのだけれど、4と1が見たら「自分の母はなんて小さいことに対してネチネチこだわる心の狭い人間なんだろう」とびっくりすると思う。

 

 それはさておき、先日ちょうど1年前くらいの日記を読み返していたら、持病の治療についてやるかやらないか悩んでいた。生死には関わらない、まさに不要不急のものだ。生活の質を下げる症状に結構長いこと悩まされてきた。でも、やるとすると失うものもあり、、、とやっぱりネチネチ悩んでいるのだけれど、今キッパリ「やろう」という気持ちになり、受診して治療する段取りがついた。

 

 じかんぐすり、時ぐすり、日にちぐすり、といって「時間が悩みや痛み、苦しみ悲しみを和らげてくれる」という意味の言葉があるが、本当だなと思う。なんでも即断即決がいいと思われがちだけど、緊急性が低くて重要度が高いことは1年くらいタイムカプセルに入れておいてもいいのかもしれない。忘れないよう、日記には書き留めておいて。