読むのも書くのも暇な人

考えていることや読んだものについて書いていきます。

2022-01-23から1日間の記事一覧

トーマの心臓

萩尾望都『トーマの心臓』(小学館文庫)を読んだ。BLの悲しい話と思い込んでいたけれど、愛と生と死についての話で、希望に満ちたラストだった。そして、これは絶対にドイツでなければ地理的にも歴史的にも成り立たなかった話だなと思った。 主人公がたくさ…